FXをある程度やっている人は損切りというのがとても重要であることに徐々に気が付いてくると思います。

取引を繰り返していると、損切りを行ないリスク回避しなければいけない場面は必ずといっていいほど現れます。そういう場面では損失を最小限に抑えるために迷わず損切りをしなければいけません。

しかし、ひょっとしたら相場が自分の期待している方へ戻るかもしれないという期待から、損切りを躊躇してしまいがちです。ここで、潔く損切りできるか、躊躇するかが成功への大きな分かれ道になると思います。

FXで生計を立てたい! と夢見ている全ての方へ


今これを読んでいる皆さんの中には、FXで自分や家族の生活の基盤を支えている――例えば家賃を払ったり、子どもの学費を払ったり、食費、光熱費、保険料などを全てFXによる利益で賄っている――という方は恐らくいないことでしょう。会社勤めや家事育児の傍らに始めてみたところだ、というビギナーかつ兼業のトレーダーがほとんどのはずです。

けれども「将来的にはFX1本で行きたい」と考えている方となると、かなりの数になるのではないかと思います。いいですよね、トレーディング生活。毎朝通勤電車にもまれることなく、カフェにノートPCを持ち込んで、コーヒー片手にチャートチェック……それで月に十分な収入が得られるとなれば、憧れないほうがおかしいです。

ただし、FXで生計を立てている人は正直、都市伝説並に少ないという現実があります。実際にいるので都市伝説ではないですが、リアルで知り合う確率は都市伝説に近い、というくらいの人数です。それはどうしてなのでしょうか。


■いきなり月収分を稼ぎだすには、相当な資金がいる

まず問題はここです。レバレッジを大きくかけ、ことごとく損失を出さずに利益を獲得していったとしても、FXでは投資金額の差額が利益となるわけですから、例えば月に30万円の利益をだそうとしたら、少なく見積もっても100万円程度を投入する必要があるのです。

■厳しい自己管理ができる投資オタク、それがプロトレーダー

刻々と変わる世界経済の波を、自分の頭ひとつで泳ぎぬく。それがプロトレーダーです。日々勉強をいとわず、寝ても覚めても投資のことを考える、しかもそれが好き。失敗からの切り替えや分析して次に繋げる能力にも長け、家族の理解も得ている。FXに限らずフリーランスの人達は、オタク的のめりこみと自己管理能力の両方を兼ね備えているものです。

逆にいえば、そうでなければ待っているのは破綻です。それくらいトレーディングのみで生計を立てるということは厳しいことなのです。


■とはいえ向いている人は積極的に目指すべき! ですが……

会社勤めよりフリーで働くほうが能力を発揮できる方がいるように、FXにおいてもプロトレーダーに向いている方はいます。投資を楽しいと感じられ、数年にわたって採算を黒字で通してきており、その間に十分は余剰資金をためてきたという方なら、トレーディングのみで生計を立てる生活を視野に入れてもいいかもしれません。

ですが、いずれにしても焦りは禁物。トレーディングは才能と技能の結集です。そして時間に縛られずにできるということは、副業としてのアドバンテージを十二分に持ち合わせているということ。安定した収入の傍らにFXを地道に続け、自分の適性を見極めていくのが、結局はプロトレーダーへの1番の近道。「会社勤めが嫌になったから……」というような一時のネガティブな感情に惑わされないようにしましょう。


 

 
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